MESSAGE代表メッセージ

東北の明日の発展と安心を支える。

東北の明日の発展と
安心を支える。

代表取締役社長 田中 直樹 TANAKA NAOKI

    東北地方の高速道路は1973年に開通してから約50年、現在では総延長約1,400km毎日47万台(令和元年度実績)のお客さまにご利用いただいています。物流機能を高めることにより、地域の産業、経済、暮らしを支え、人の流れを促進することにより、文化活動や観光を支援しています。また、緊急車両の移動時間短縮を通じて地域医療の機能強化に貢献し、災害時には救援、復旧、復興活動にも使われるなど、命の道としての重要な役割も果たしています。

    私たちネクスコ・エンジニアリング東北は、お客さまがいつでも安心して高速道路をご利用いただけるよう、長年培われた経験とノウハウ、さらには最新の技術を活用しながら、道路構造物の点検・診断や道路設備の保全などを行っています。損傷や劣化を素早く見つけ、それに対し適切な対応を提案・実施するなど、高速道路の専門家集団として高速道路の機能を維持・向上させていくのが私たちの仕事です。

    今、私たちの目の前には、加速化する構造物や施設設備の劣化、少子高齢化の進展に伴う労働力不足や熟練技術者の不足、多様化するお客さまニーズへの対応等々、様々な課題が待ち受けています。一方、私たちは、年々進化するICTやAI技術、さらにはビッグデータの活用など、課題解決を可能とする新たな技術や手法も手にしています。

    私たちは重要なインフラである高速道路の機能を維持・向上させていくという使命を果たすべく、常日頃の点検技術・保全技術の研鑽はもちろんのこと、調査研究や技術開発などを通じて新たな技術を生み出し、これらの直面する課題に常に果敢に挑戦していこうと考えています。

    これらを達成するためには、社員一人一人の成長とチームワークが欠かせません。研修制度や資格取得支援のための制度などを充実させ、一人一人が成長していける環境を整備・拡充していきます。また、シニア世代や女性が働きやすい、活躍できる環境を整備するなど、人財の多様化にも取り組んでいきます。

    私たちはNEXCO東日本グループの一員として、地域の皆さまに信頼され、地域の皆さまから求められる会社を目指しています。これから一緒に働く仲間として、皆さんとともにそれを目指していければと考えています。