たくさんの人に高速道路を
好きになってもらいたい。

たくさんの人に高速道路を
好きになってもらいたい。

INTERVIEW#02
施設職 田中 優斗 TANAKA YUTO

仙台東事業所 施設計画課
2020年入社 山形大学工学部 電気電子工学科卒

発見と気づきが道を拓いた新人時代

新入社員研修で自家発電設備のオーバーホールを見学したとき、これから自分は高速道路の「設備」を専門とするエンジニアになるんだと改めて実感しました。大学で学んだ電気だけでなく、このディーゼルエンジンも、トンネルのジェットファンも、電波や光通信も扱う自分を想像し、新しい世界が一気に目の前に広がったのを覚えています。また、プレゼンテーション研修もとても良い経験でした。自分の考えをわかりやすく伝えることの大切さを知ると同時に、エンジニアとして不足するスキルが実は意外なところにもあることに気づかされました。

頑張りは仕事の幅と自信に

入社1年目は初めてのことばかりで、先輩方が行っている作業内容はおろか、その装置の名前や工具の使い方さえわからない状態でした。それでも2年目の現在は、少しずつですが設備障害の原因を自分なりに考えられるようになりました。新入社員のころから、疑問や関心を持った際は調べたり質問するなどして自分の知識にしてきたのがよかったのだと思います。また資格取得も大きな自信になりました。特に技術士補試験は仕事終わりに過去問や大学の教材をフル活用して取り組みました。頑張ればそのぶん仕事の幅が広がって自信につながるので意欲が湧いてきます。

大好きな高速道路をもっと良くしたい

準備をしっかり整えて設備障害の現場に急行し、速やかに原因を究明してできるだけ短時間で対策する。そんな先輩方の使命感とエンジニア魂を受け継ぐことは、知識・技術の習得と同じくらい大事なことだと思っています。そのため、なんでも吸収するつもりでいつも先輩方の仕事ぶりを見ています。また、どの先輩も安全で快適な高速道路を誇りに思い、そんな高速道路を走るのが大好きだということを感じます。私自身も、そんな先輩とバイクツーリングに出掛けたりしているうちに高速道路を走るのが好きになりました。そして、自分が心から大切に思い、心をこめて守っている高速道路を、もっとたくさんの人に好きになってもらいたいと思うようになりました。この気持ちはずっと変わらないと思います。