疑問は必ず解明する。
高速道路の安全のために。

疑問は必ず解明する。
高速道路の安全のために。

INTERVIEW#03
土木職 阿部 悠 ABE HARUKA

仙台東事業所 保全計画課
2021年入社 岩手県立一関工業高等学校 土木科卒

道路構造物の変状を予測してその対策を考える

高速道路の路面や橋、トンネルといった構造物に新たな「変状」が見つかると、そこから私たちの新たな仕事が始まります。入社当初は、小さなひび割れを前に考え込む先輩を不思議に感じていましたが、『同じ変状はひとつもない』という先輩の説明を聞いて考えがガラリと変わりました。同じ変状に見えてもその裏側にはいくつもの原因が考えられますし、あるいは内部の深刻なダメージが表面化したものかもしれません。そして、原因と状況によっては、大規模な補修工事が必要と判断される場合もあります。些細なことでも疑問を持ち、必ず解明する。それが私たちの日常です。

チームワークで高速道路の安全と安心を守る

現場で最初に実感したのは、チームで仕事にあたることの大切さでした。点検作業での先輩方のコンビネーションは、安全を最優先としながらもスムーズで、とても効率的です。そして難しい場面になるとチーム全員でそれを乗り越えていきます。プロの連携力に私は初日から驚いたのですが、もっと驚いたのは、新人の自分にもちゃんと役割があることでした。私は、チームの一員として迎えられたことを誇らしく思う一方で、高速道路の安全を預かることの責任の重さをずっしりと受け止めました。以来、報告・連絡・相談を欠かさないようコミュニケーションを大切にしながら業務にあたっています。

学びと成長を応援してくれる環境

高速道路は、国が定めた点検要領に従って日々の保全管理が行われているため、資格がないと携われない業務がたくさんあります。高速道路の専門医になるためには、資格取得が必須の条件となります。そのため当社では、若手が互いに学び合い、経験を積んだ先輩から必要な知識を教わる勉強会が頻繁に開催されています。私は在学中に測量士補と2級土木施工管理技士の学科試験に合格しており、このとき、仲間と一緒に勉強するメリットをしみじみと実感しました。そのため、同様の環境が会社にあると知ってとても頼もしく感じました。他にも研修が充実していて若手の成長をしっかり支援してくれる会社だと思います。