私たちの価値

VALUE

社員VOICE

採用に関するVOICE

新規に当社でのキャリアをスタートした人
他社での経験を活かして当社でのキャリアを歩む人

業務内容に関するVOICE

異変を見抜く人・精密検査する人
分析する人
作る人
メンテナンスする人
業務を支える人

他社での経験を活かして当社でのキャリアを歩む人

三浦 英朗

高速道路の維持管理の基となる
調査業務をチームワークで取り組む

三浦 英朗 MIURA HIDEAKI

【所属】 道路技術部 橋梁技術課 2013年入社

ふだんの一日の流れ

CHAPTER.01
社会のインフラ・高速道路の
維持管理の基となる調査業務

私は公共性の高い高速道路の維持管理に従事できることに興味を持ち入社しました。現在は橋梁の更新・補修工事の基となる調査業務に従事しています。具体的には橋梁のコンクリート床版のコア試料を採取し塩分含有量などの分析を行い、そのデータを基に橋梁の健全度を判定します。また現場における調査業務の応援をいただく協力会社やNEXCO東日本など関係部署との調整、人員の配置や工程管理など調査業務のチーム全体のとりまとめも担当してます。前職では建設工事の施工管理業務に従事していました。担当した構造物が完成するまでの全体プロセスを見てきたという経験は、現在の調査業務における各所の劣化要因の推測などに大いに活かされていると感じています。この調査業務の結果は補修計画に反映され、NEXCO東日本が実施する橋梁リニューアル工事や補修工事の基礎資料となります。

※業務の詳細は「調査等業務」に記載しています。

CHAPTER.02
業務の中で求められる圧倒的な量と質

はじめて仕事に携わったときは、管理する高速道路の延長、点検に求められる技術力の高さ、点検データの量の多さに圧倒されました。例えばトンネルのようにひとつの構造物に対して、1週間連続で点検業務が実施されることもあります。点検ボリュームが多い構造物の場合は進捗に遅れが生じる場合もあります。各所で調整を行いながら、チームワークを発揮しつつ予定内で遂行することもこの仕事の醍醐味です。点検業務は現場に到着してからではなく、現場に行く前から始まっています。点検に必要な資料を事前に準備し、その資料・図面などから予め劣化の要因を考察し、どこがポイントか頭の中でしっかりシミュレーションをします。事前の考察が十分行われると、現場での調査もより効率的にこまやかに行うことができ、結果的に調査の質が高まります。

※東北における高速道路の延長は1,396.1km、橋梁数は1.907橋、橋梁の延べ延長は216kmとなっています(2023年9月末時点) 詳細は「数字で見るエンジ東北」に記載しています。

CHAPTER.03
資格取得で仕事の対応力アップをめざす

将来に向けて現場の経験を重ね、知識を深め、より高度な資格を取得し、どんな状況にも対応できるようになっていきたいと考えています。人流・物流の社会インフラである高速道路は日常の安心・安全と共に、災害の発生時などいざというときの機能発揮が求められます。地震や気象災害など有事の際には私たちの対応力が求められる仕事と自覚しています。私は高速道路点検士の資格を取得しましたが、さらにスキルアップを目指しています。当社は、研修制度など資格取得へのバックアップも手厚いので、スキルアップが目指せる環境です。また豊かな人生を送るためにオフのひとときを確保することも大切だと思います。当社は福利厚生が充実していたり、休暇がとりやすいことも魅力だと感じます。福利厚生を利用し、家族旅行などに出かけるのが恒例となっています。

成田 光寿

電気と通信の経験をいかして
高速道路の日々の安全を守っていく

成田 光寿 NARITA KOJU

【所属】 仙台東事業所 施設計画課 2019年入社

ふだんの一日の流れ

CHAPTER.01
いつかは出身地東北へと転職を決意

私は、主に高速道路上の施設設備の保全管理業務を担当しています。前職では電機メーカーでIT機器を証券会社や銀行、官公庁などに納品し、正常に稼働できるよう設置・保守などを行っていました。大学で学んだ専門性を活かせましたし、高度な安定性が求められる仕事はやりがいがありました。ただ東京という大都会の中で機械に囲まれながら仕事をする日々に少々疲れたというのも正直なところ。得意先の事情で日曜・祝日や年末年始の休みの時期にメンテナンス作業が入るのも通常のことでした。30代のうちにワーク・ライフ・バランスを考えて、自然豊かなふるさと東北へ生活の場を移すのもよいのかもしれないと思うようになりました。転職にあたっては前職の経験を活かせる電気・通信の分野を検討しましたが、ありがたいことにいくつもの候補企業と出会えました。その中で、当社を選んだのは、やはり東北を事業圏内にしていることと、将来を考えても経営が安定していることに魅力を感じたからです。実際に入社してからは、高速道路上の危険な作業と隣り合わせでありながら、高速道路の安全を維持することに難しさとやりがいを感じる日々です。

※業務の詳細は「施設保全管理業務」に記載しています。

CHAPTER.02
経験を重ねて、さらに電気の新しい知識を深める

新しい職場で新しい仕事を始めることは誰しも不安があるかと思いますが、先輩方の的確な指示もあり比較的スムーズに保守管理の仕事をスタートできたと思います。機器の故障は複合的な原因も多く、これまでの事例を参照することから無駄なく、効率的に修理を進めることができます。また前職での電気・通信分野の経験を活かせたこともありました。高速道路上にある「道路情報板」の監視カメラシステムの修繕の際に、システムの問題になりそうな部分からチェックすることで短時間に完了することができ、大いに自信になりました。以降も作業の順序やポイントを事前にしっかり把握して、作業時間の短縮に努めています。前職がIT機械に囲まれた環境でしたが、今は屋外での作業も多くあり、暑さや寒さなどまさしく季節を肌で感じます。また車両が通る中での作業は安全第一。そして同じ電気でも前職では「低圧」でしたが、今は「高圧」の電気が流れる環境です。触れなくても近づいただけで感電の危険性がありますが、専門機関での研修に参加し知識を深め、対応力を身につけることができました。

CHAPTER.03
若い世代と共にチームワークを大切にしていきたい

わたしたちの仕事はひとりではできません。高速道路は幅広い分野の方々と協力しながら守られています。自分の電気・通信の技術をどう活かせるのか他分野の担当の方との的確なチームワークを意識することで、より質の高い成果が実現できるのだと思います。また自分の経験を若い世代に伝える責任も自覚しています。当社は技術と人が売りの会社だと思います。自分自身も技術を高めながら、知識と経験をさらに身につけていきたいですね。転職のきっかけのひとつがワーク・ライフ・バランスを大切にしていきたいと考えていたため、当社は年間を通して休暇を取りやすいのがありがたいです。家族との時間を大切にすることで、仕事へのやる気もさらに湧いてきます。また、福利厚生を利用して年に1〜2回は楽天イーグルスの試合を球場で観戦できるので、毎年とても楽しみにしています。

佐藤 和樹

転職で実現した現場への憧れ
高速道路の緑地空間を護る仕事

佐藤 和樹 SATO KAZUKI

【所属】 交通環境部 環境・緑化課 2009年入社

ふだんの一日の流れ

CHAPTER.01
現場で樹木の仕事をしたいという
憧れを転職で実現

父が造園関係の仕事をしていたのでいつしか樹木への興味が募り、高校は造園科のある高校に進学しました。卒業後に就職した前職も造園関係の企業ではあったのですが、主にデスクワークを担当する部署に配属され、仕事の舞台はオフィスが中心でした。業務をこなしていく中で、「現場」へのあこがれが日々大きくなっていきました。当社へ転職の動機はやはり「現場」へのこだわりです。もちろん家族がいましたので安定した企業であること、十分に休み取れ、福利厚生が充実しているかなどもしっかり検討し、当社への入社を決めました。入社前は高速道路を点検する会社という印象で大きく捉えていましたが、入社後は様々な分野で多様な仕事があるのだと驚きました。

私の所属する環境・緑化課の仕事は、道路植栽点検業務。東北管内の高速道路上に植栽されている樹木の点検です。さらにSA(サービスエリア)・PA(パーキングエリア)内に設置されているベンチなどの施設の点検も含まれます。私は樹木に関わる現場で仕事がしたいという希望で入社しましたが、樹木の点検だけでなく施設の点検も行いますので、新たに勉強することも多く、仕事をこなしながらも日々積極的に学びました。

※業務の詳細は「道路植栽点検業務」に記載しています。

CHAPTER.02
高速道路の植栽の
点検業務という特色ある仕事

前職で造園関係の職場にいたとはいえ、高速道路上に植栽されている樹木は、一般的な造園の仕事と違います。その種類も多く、前職の経験をさらに超えていく知識が必要となり勉強を重ねました。また高速道路という社会のインフラであるだけに、時代のニーズに対応して植栽の種類の移り変わりがあるというのも興味深いことでした。かつては杉が多く植えられていましたが、花粉症が社会問題になる中、現在ではドイツトウヒという樹木が主に植えられています。

広大な東北6県の管内を、課員6人が3班に分かれて、2人ずつのチームとして移動しながら点検業務を進めます。夏場を中心に北から南まで移動していきます。移動距離も長くなりますので、安全を最優先に1週間の出張作業となります。点検内容はまとめて報告され、修復などの必要な作業は協力(グループ:メンテナンス会社)会社の担当となります。チームそれぞれが別エリアでの点検業務となりますが、毎週月曜日の課のミーティングで情報を共有し、全体の状況を全員で確認します。冬場は雪のエリアも多くなりますのでデータをまとめる業務が中心となります。

CHAPTER.03
資格取得で仕事の幅を広げ、
さらなるスキルアップ

経験を積むことで近頃は、樹木の生育具合を見た目でかなり判断できるようになってきました。

今後はより多くの樹木の名前、特性などの知識を身に着けていきたいと思っています。さらに研修を活用して資格を取得するなどスキルアップをめざしたいですね。特に業務の幅を広げていくにあたって、入社後に施工管理技士2級の資格を取得しました。高速道路という事業に関わっているのですから樹木だけでなく、建物や構造物など全般を見る目、知識を養っていきたいと考えています。高度な資格を持っている方が周りに多いのも良い刺激です。今後は造園施工管理技士1級をめざしたいと思っています。

夏場は出張が多く忙しいですが、仕事内容はやりがいと充実を感じています。また忙しさのピークを超えれば、まとまった休みも取りやすく、現場がないゴールデンウイークやお盆の時期には年休を使って長期連休にもできます。福利厚生のベネフィットを活用すれば家族旅行の宿泊費も実質無料になるのでありがたかったですね。これからも家族との時間を大切にしながら、仕事をしっかりと務めていこうと思います。

経理のキャリアを活かして転職
労務部門でさらに社会人としての視野を
広げる

大沼 隆司 ONUMA RYUJI

【所属】 総務部 労務課 2020年入社

ふだんの一日の流れ

CHAPTER.01
経理畑を歩むキャリアを活かして転職

前職はメーカーでの経理部門を担当。転職にあたってはその経験を活かそうと考えました。また家族のことも考え、安定した経営基盤の会社であることも重要なポイントでした。さらに高速道路という人々の暮らしを支える会社で社会に貢献できることも魅力的に感じました。入社前は日本道路公団から民営化されたNEXCO東日本のグループ会社という背景から、もっとかたい会社を想像していましたが、入社後にはいい意味で柔軟性があり、改善に積極的に挑戦する社風だと感じました。

最初に配属されたのは総務部総務課。ここではコンプライアンスチーム事務局の一員として、当社のコンプライアンス活動を企画・推進することが仕事でした。例えば、法令の改正により安全運転管理者に運転前後のアルコールチェックが義務化された際は、実務の負担を考慮して事業所で働く人たちの意見も伺い、当社に適した運用方法を定めました。

入社2年目を過ぎて現在の総務部労務課へ異動となりました。

CHAPTER.02
労務部門への異動で
さらに仕事の幅を広げる

現在の労務課の仕事は、人事(定年退職者・出向者等)、給与・賞与、社員の健康管理及び福利厚生、労務管理、社宅・被服の管理など多岐にわたります。社員の人たちが安心して働ける環境づくりを行っています。当部署での業務は給与や社会保険など専門性の高いものが多く、属人化しやすい傾向にあります。そのため、現在は主担当の人の業務のサポートを行いながら経験を重ね、常に安定したパフォーマンスで業務を行えるチームづくりに取り組んでいます。

前職までのキャリアは経理業務中心でしたが、当社に入ってから総務・労務の業務を経験して自身の視野を広げることができました。将来的にはコーポレート部門全般の業務を担えるゼネラリストとして成長していきたいと考えています。

私たちの部署は直接高速道路に携わることはありませんが、現場の人たちが安心して日々仕事に専念できるように支えることで間接的に高速道路を支えているという誇りも感じています。またちょっとした日常に社員の皆さんから感謝の言葉を伝えられることも多々あり、やりがいを感じられる仕事です。

CHAPTER.03
研修でスキルアップ、
休日は家族とゆっくり過ごす

当社の研修制度は入社時の教育以外にも、入社1~3年目までのフォローアップ研修や、同じ職位の人を集めた階層別の研修が実施されています。学びにしっかり力をいれている会社だと感じました。

また研修は他部署の同年代の人や事業所の庶務担当者と交流することもあり、以降の業務をスムーズにするコミュニケーションを育む場としても役立っています。

さらに私は勤怠情報の集計・メール送信など事務作業の自動化で利用しているRPAソフトウェアの管理を担当しており、現在外注している自動化のシナリオ作成や軽微なメンテナンスを自社内で対応できるように、外部の研修に参加して知識習得に取り組んでいます。

総務部は会社全体の休暇取得を推進する部署でもあるので、ある意味お手本となるよう事前に計画を立てて、積極的にお休みを取るようにしています。その際はベネフィットを利用して、年に1回は家族で温泉旅行に出かけたりしています。子どもがまだ幼稚園児なので、しっかり相手をして家族との時間を大切にするよう心がけています。子どもの寝かしつけも私の大切な仕事です。ただ最近では気づくと子どもより先に寝ていて逆に寝かしつけられることもあります。

※研修の詳細は、「人財マネジメント」に記載しています。